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● 追憶 [● ひとりごと]

いつの頃からか、いつも死にたいと思っていました。
24歳、結婚してからでしょうか。
幸せなのにどうして?と思うでしょう?

結婚相手は180度自分と考えの異なる人でした。
お付き合いしていた頃はわからなかったのですが、
結婚して、オットの実家と交流するにつれ、
少しずつ自分の足りないところを感じ始めたのです。

それまで当たり前と思っていたことを、そうでないとわかる現実。
わたし自身がわたしの人格すべてを否定したくなりました。
決して強制でなく、それを本能で感じたのです。
今の自分とあるべき自分。
そう、結局はお子様だったということです。

そしてその矛先はわたしの両親へと向かいました。
もちろんオットにも向かいました。
それでもオットは何十年もかけて私の成長を待ってくれました。
今でも待ってくれていると思います。


同じような価値観の人とともに喧嘩したり、
人を笑ったり、仲間同士で楽しんだり、、、
それも楽しい人生だったかもしれません。

私に与えられた人生は、違ったものでした。
随分勉強しました。
いろんな意味で。


常に生かされている感謝を忘れず、
友人が紹介してくれたかけがいのない仕事をして、
あと30年は生きなきゃ!と今は思っています。
これまで私と関係を結んでくださった皆様に
お詫びと感謝したい気持ちでいっぱいです。

それでも・・・

結婚以前は、客観的にみても裕福な家庭で育ちました。
ただ、偏った愛情、見栄ばかりの家庭。
いまだにそんなだった環境をを許せない自分がいます。
このわだかまりが消えたとき、
本当に自由になれるような気がしています。
明るいほうへ、明るいほうへ。
進んで生きたいと思います。



先日江ノ島に出かけました。
気の置けないお友達とです。
とても楽しい、幸せな時間でした。
こんな私にいつもやさしくしてくれて
ありがとう。


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